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神話に見る「日本家族観の破壊」

引用文献 「美しき日本の再建」~谷口雅春著

占領軍は生命と家系の連続をバラバラに分断した。
※占領軍=敗戦時の欧米諸国、主に米軍 占領憲法はその当時米軍によって作られた現“日本国憲法”を指す

占領軍が日本に上陸して先ず第一に行ったのは、天皇と国民との家長的=赤子的関係を引き裂くことであった。天皇は大東亜戦争の開始される直前の「御前会議」に於いて、唯ひとり、開戦に反対した方であったのに、占領軍は「天皇があるので戦争が始まった」如き宣伝を行って天皇と国民との間を離間しようとしたのである。

日本の「家」の制度を廃止し、家督相続を廃止し、「個」の生命が神より発して歴代の祖先及び父母を通じて今ここに顕現している祖宗=父母=子孫一体の生命の否定し難き事実を否定して、個人は単に財産関係に於いてのみ父母につながるという唯物論的不合理極まる人間観に立って、占領憲法は財産相続だけを親子の関係に於いて認めたのである。

かくて子は親に背き、父母は老いて頼る辺なくして、その寂寥を歎いて自殺するものすら生じた。
そして占領軍はこのような憲法を「これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づく」などと、しらじらしくもこの押し付け憲法の前文に書き込むように強制したのである。

占領軍による分割・分断による征服方式のイザナミ文明の上陸は、色々な方面に“日本の心”と“日本の文化”を分割してその力を弱めようとしたのである。産業というものは資本と経営と労働とが一体となってこそ摩擦なく調和した健全な生命体として発達して行くものであるのに、“資本家と労働者”又は“経営者と労働者”のいたち不分の関係を分断して、両者が互いに敵対者であるかのごとき西洋的先入観をもって、占領憲法は、団体争奪権を制定して、賃上げというものは団体闘争によって経営者を恐喝しなかったならば、得られないかの如き錯覚を国民に起こさしめて、つねに国内に騒乱の種を蒔いて日本を弱体化しつつあるのである。

そして労使の闘争の如く、集団の威嚇により相手を脅迫して目的貫徹する方法が採用せられているのが、今の学生騒動なのである。日本は現在、経済的には豊かになっているけれども生命体としての国家はいつ崩壊するか分からないような危険な状態であるのである。これらはすべて西洋の「分割して支配せよ」の征服方針によって、日本の一円融の精神が侵蝕されつつある結果なのである。

彼ら(占領軍)は飽くなき分割・分断の大鉈を揮って、日本の産業組織を不振に陥らしめる目的によって産業組織を分割した。即ち“財閥解体”と“独占禁止法”とによって大組織の産業コンツェルンを構成する兄弟会社をバラバラに分断して互いに連絡なきものとしたり、一社で独占事業を行って有利に企業を進め得る大会社は、これを数社に分割したりした。

即ち王子製紙を王子製紙、本州製紙、十条製紙の三社に分割した如きである。
すべて分割分断によって産業界のみならず、およそ日本の国力を弱体化する政策が進められたのであった。これにもかかわらず、戦後の経済界のこのような素晴らしい復興振りは、日本民族の知能の優秀性をあらわすことに他ならない

要するに西洋文明は分割の文明であるのである。
「成り成りて成り合わざる」(古事記)イザナミの国の文明である、それはナミであるから「漂える国」(古事記)の文明であり、波動の文明であり、動揺の文明であり、高度に発達すればするほど、互いに利益と権力の争奪戦が激化して動揺が激しくなる文明である。


軍備競争は絶え間なく、人間自身の文明の発達によって人間自身がニ進にっち三進さっちゆかなくなること、自動車の交通麻痺や空気汚染による公害等にみられるような無数の弊害が至る処に起こるようになっているのがこの物質文明の結果である。それはイザナミの大神が「黄泉(よもつ)大神」という名称で『古事記』に記されてあるように、結局は黄泉(よもつ)国(死の国)につながる文明であるからである。この文明の弊害を是正し補正し賦活して行くのが霊的文化・イザナギ文化・“日本の心”でなければならないのである。

Category : 日本神話
Posted by カート茶(silvervine37) on  | 0 comments  0 trackback

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